インプラント治療の流れ
予約
お電話にて、初診の診療予約をしていただきます。
カウンセリング
まず、安全でスムーズな診療を行うために、初診時に患者さんの症状、健康状態についておうかがいします。
患者さんのお悩み、ご要望についてカウンセリングを行います。
検査
口腔内診査、レントゲン検査、歯周病の検査、かみ合わせの検査模型作成、生活習慣のチェックなどを行い、患者さんの現在の口腔内状態を把握、分析します。
問題点のリストアップと提示
検査結果を報告し、口腔内カメラなどを使用して、リストアップされた問題点について、詳しく説明します。
インプラント治療の前に必要な治療がある場合には、お話し、患者さんのご要望を考慮しながら、治療方針を検討していきます。
治療計画の立案
失われた歯の数、場所、インプラントを埋め込む骨の状態などにより、さまざまな選択肢があります。歯にかかる力や強さや方向だけでなく、患者さんに無理のない衛生管理などを含め、綿密に検討した上で治療方針を立てていきます。検討した治療方針について、患者さんとディスカッションし、治療計画を決定していきます。
インプラント治療についての説明
インプラントの前治療が終了したら、いよいよインプラント治療です。
インプラント手術について(手術方法、設計、術後に起こりうることなど)説明し、手術前の注意事項をお話します。喫煙されているかたは、手術2週間前から禁煙していただきます。
インプラント埋入(1次手術)
インプラント専用手術室にて、インプラント手術を行います。
歯肉を開き、顎の骨に、インプラントと同じ大きさの穴を形成します。
しっかりと固定するように、顎の骨にインプラントを埋め込み、歯肉を閉じます。
手術終了後、術後の注意事項などを説明し、次回の予約をとります。
術後の消毒、抜糸
約1週間後に来院していただき、術後の経過をみます。緩んでいる糸から抜糸を開始し、約2週間で抜糸が終了します。
治癒期間
インプラントを埋入した後、インプラントと骨の結合(オッセオインテグレーション)が得られるのを待ちます。通常3ヶ月〜6ヶ月で、この期間中は仮の義歯を使用することができます。
アバットメント装着(2次手術)
インプラントの安静期間が過ぎて、骨と生着したことが確認されたら、2次手術と呼ばれる歯肉の整形手術が行われます。
歯肉を開いて、人工の歯を取り付けるための部品(アバットメント)を連結し、歯肉からこれを露出させ、歯肉の形を整えます。
インプラントに装着する人工歯がスムーズな外形をもって歯肉から萌出しているようにみせるための処置です。
治癒期間
お口の中の型をとり、あなたにあった仮歯を作製します。仮歯で噛み合わせを調整し、この状態で歯肉が治るまで1〜6週間ほど待ちます。
人工歯の作製・装着
歯肉の形態が整った時点で型をとり、色や形を患者さんに合わせて作製します。天然歯と見分けがつかない人工歯をインプラントに装着します。
メインテナンスと定期検診
他の歯と同様に、口腔内を衛生的に保つことが重要です。適切なブラッシング方法を指導し、練習をします。
3ヶ月〜6ヶ月程度に1回の定期検診を行い、インプラントや人工歯、噛み合わせを確認します。
* 今回、紹介した治療法は、2回の手術を必要とする“2回法”という方法ですが、1回の手術だけの“1回法”やさらに数時間から数日で人工の歯を装着する“即時負荷”などの治療法も開発されています。
いずれの治療法も全ての患者さん、全ての治療箇所にできるわけではなく、それぞれの患者さんの口腔内環境を把握し、綿密な治療計画が必要となります。
インプラント治療は、より良い治療結果を達成するため、また患者さんに負担の少ない治療法を提供するために、日々研究が重ねられ、進化しています。
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